Front-end Engineer
はじめに こんにちは。フロントエンド開発センター UIT Accessibilityタスクフォース 岡﨑です。私たちは、Webサイトのアクセシビリティに関するガイドラインの策定・推進、社内に向けたアクセシビリティの勉強会やe-ラーニングを通じて、LINEとそのファミリーサービスのアクセシビリティ向上を目指しています。 色に対する配慮 アクセシビリティの国際規格となっているWCAGでは、テキストにおける色の取り扱いで以下のことが求められています。 色に依存した表現にしないこと コントラスト比を確保すること なぜ、色に対する配慮が必要なのでしょうか? 困っているのはロービジョンユーザーだけではない LINE STYLEの"Always Data-driven"に従って、LINE及びLINEグループ会社の社員に"色覚に関するアンケート"を実施し、1,361名の協力を仰ぐことができました。集計結果は社内のアクセシビリティ勉強会で共有し、反響が大きかったので外部にも公開することにしました。 属性情報 性別 割合 女性 46.8% 男性 51.5%
はじめに こんにちは。フロントエンド開発センター(UIT) 岡﨑です。"IU Web"というLINEが保有する膨大なデータを安全かつ効率的に利活用できるデータポータルのデザインとフロントエンド開発を担当しています。その傍らでUIT Accessibility TF(タスクフォース)に所属し、社内にアクセシビリティを啓蒙する活動を行っています。 Tech-Verse 2022とは? LINEとヤフーが合同で開催する技術カンファレンスです。これまで両社がそれぞれ開催していたLINE DEVELOPER DAYとYahoo! JAPAN Tech Conferenceが1つになりました。3カ国語(日本語、英語、韓国)で合計88のセッションをLINE LIVEによるライブストリーミング配信を通じ、これまで各社の開発・研究が積み重ねてきた挑戦や得られた知見、そして現在活用している最先端の技術などを伝えることを目的としています。 技術的なチャレンジ 新規にTech-Verse 2022サイトを制作するにあたり、技術的なチャレンジとしてアクセシビリティ改善を盛り込むことに決めました。LINEプ
はじめに こんにちは。フロントエンド開発センター(UIT) 岡崎です。 LINEはBootstrapを応援しており、2021年5月からはSponsorも行っています。また、OSS貢献の一環としてBootstrap日本語リファレンスの翻訳・運営も担当しています。 Bootstrap4正式公開から3年4ヶ月、2021年5月5日に待望のBootstrap5正式版がリリースされました! 今回はバージョン4からの変更点をチェック、公式Blog記事(英語)を日本語に翻訳して紹介していきます。 関連する過去の記事 Bootstrap5 alpha1 vs beta1 UIT Front-end Tooling Survey 2020 UIT Front-end Tooling Survey 2019 LINEはなぜデザインシステムを取り入れたのか? LINEのフロントエンド開発を支える「UIT」の仕事 バージョン4から5への変更点 v4とv5の比較 比較項目 v4.x v5.x RTL対応 非対応 対応 RFS(標準) 無効 有効 JSライブラリ jQuery 3.x なし
はじめに こんにちは。フロントエンド開発センター(UIT) 岡崎です。 UITでは毎年、フロントエンド周辺のツールに関する社内向けアンケート『UIT Front-end Tooling Survey』を行っています。Ashley Nolanさんが実施しているFront-end Tooling Surveyをベースにアレンジしたものです。2018年から実施して今回で3回目、2020年の結果を2019年と比較する形で紹介します。 2020年・調査結果 0.Voters 2019 2020 55 66 対象はフロントエンドエンジニア LINE(東京・京都), LINE Fukuoka, LINE Growth Technology, LINE Plus 日本, 韓国, 台湾, ベトナム 2020年8月時点 1.General Front-end Experience Roughly how long have you been working with front-end technologies? 開発経験年数のボリュームゾーンが「2
こんにちは。UIT1室 Front-end Standardization Team 岡崎です。LINE DEV DAY 2019ではデザインシステムにおけるフロントエンドについて発表させて頂きました。 今回は番外編として、セッションの冒頭で一部紹介したフロントエンド開発組織UITにおけるFront-end Tooling Survey 2019の結果を全て公開します。 DEV DAYで発表したデザインシステムに関する話題ではありませんのでご了承ください。 登壇資料 Front-end Tooling Survey とは? Ashley Nolanさんが毎年開催しているフロントエンド周辺のツールに関するアンケート調査です。グローバルで毎年3,000-5,000人規模のエンジニアが、この調査に参加しています。 同じ内容の調査をLINEのフロントエンドエンジニアに対して行ったのが、UIT Front-end Tooling Surveyです。2018年から実施して今年で2回目になります。 メンバーとプロジェクトが増えるにつれ多様化するスキルと開発環境、これらを把握する良い機会と捉え